園のこだわり

実習生から学ぶ

2021/03/25

2月22日から10日間、実習生(1年生)を受け入れました。

実習生は、1日の実習が終わると日誌・記録を書かねばなりません。初めての体験でものすごい緊張と疲労があるのに、帰宅後に日誌・記録を書くということは大変だなと、実習生を受け入れるたびに思います。

 

 

今回、実習生の日誌・記録の中で印象に残った文章を一部紹介します。

 

 

 

今日は、3.4.5歳児クラスで実習させていただきました。

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先生方の声掛けが無くても自分の身の回りのことを自分でこなし、率先してお手伝いなど、動く子どもたちが多く不思議に思っており、先生方の声掛けを観察させていただきました。

 

マイナスではなくプラスの声掛けが多いこと

子どもたちのことを受け止め、理解しての声掛けが多いこと に気が付きました。

 

例えば、喧嘩をした際に、「謝ろう」などと行動の指示をするのではなく、「どうしたらいいかな?」等の声掛けをすることで、子どもたちは自分で考え、動く姿をたくさん観察できました。

・・・

 

よく観察しているなと思いました。

実は、大人は子どもに指示をするのは簡単です。ですが、指示ばかりすると、子どもの「考える」という機会・力を奪ってしまいます。

「子どもが考える時間を待ってあげる」 これが難しいのですが、非常に大事なことです。

 

子どもに「早くして!」と言いたくなることが多々あると思います。ですが、早くしようと思っても出来ないのが子どもなのです。ここで怒るのか、待ってあげて出来たことを褒めてあげるのか・・・。     

園長

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