普照保育園の前にある公園の桜が満開になりました。
今朝、子どもたちとお集まりの前まで遊んでいると、ある子どもが
「ふくえんちょうせんせー。今日なー、桜がキレイにさいたし天気がいいから、みんなでお花見に行きたーい。」
と、私のところへ伝えに来ました。その子はいつも元気な反面、1対1になると恥ずかしがり、なかなか発言出来ないところがあります。私は、
「それいいなぁ!でも先生じゃ決められないから○○先生(担当)に言っておいで。言えるかな?」
と聞くと、少し間を空けてから、「うん。桜は今しかないから、○ちゃん言えるー!」と照れながらも担当の先生に伝えることができました。
今しかない桜を見に行きたい。それをみんなで一緒に見たい!という優しい気持ちと、恥ずかしくても先生に伝えることが出来た○ちゃんの姿を見て、とても嬉しくなりました。先生たちも同じことを感じたようで、○ちゃんの提案を受け入れ3・4・5歳児で花見に行きました。
公園に行くまで、新しい青組の子どもたちが桃組の子どもたちの手をつなぎ、お世話をしてあげていました。そして、子どもたちは満開の桜を見て大喜び!私たちも癒されました。
○ちゃんの恥ずかしくても、みんなのために勇気を持って出した提案は、みんなを喜ばせ、青・黄組の子どもたちが桃組の子どもをお世話する経験まで出来ました。
今回、子どもたちから色んな事を学ばせてもらいました。桜の満開とともに、これから1年の子どもたちの成長が楽しみになりました。