2011年 12月

もちつき大会

2011/12/22

12月17日

 

楽しみにしていた、もちつき大会にうさぎぐみさんも参加しました。

2階ベランダからの応援では、「がんばーれ!がんばーれ!」と外で頑張ってるお父さんたちへの力強い声援が聞かれ、

もちつきでは、保育士に支えられながら杵を持ち、「ぺったん!ぺったん!」と一生懸命おもちをついていました。

つきたてのおもちを丸めながら、「パパのと、ママのと、」とおうちに持って帰るのをとても楽しみにしているようでした。

  

 

そして、子どもが楽しみにしていた試食タイム!

できたての、きな粉もちを見て子どもたちの目が輝きました。一口、口に運ぶと子どもたちの笑顔がキラッ!

「おもちおいしいねー!」と微笑み合っている姿を見て、心がとても温かくなりました。

 

参加してくれた保護者の方、地域の方ありがとうございました。

 

                                                  2歳児担当保育士

お取り越し

2011/12/16

 夏は宇佐八幡宮の「夏越し祭り」、冬は浄土真宗の西本願寺・四日市別院の「お取り越し」(正式には報恩講御引上会{ほうおんこうごいんじょうえ})。これは、戦中戦後生まれの子どもたちにとって、とても楽しみな行事でした。

 

 12月12日(月)に青組の子どもたち15名が路線バスに乗って四日市の「お取り越し」に行き、西本願寺、東本願寺それぞれの別院にお参りをしました。昔の「お取り越し」では、広々とした両別院の境内や町中に沢山の出店が出て大いに賑わったものですが、今は少々寂しくなっています・・・。当時必ず売っていたのが「ケンポナシ(手棒梨)」で、「お取り越し」=「ケンポナシ」でした。みなさんご存知ですか?近年はあまり見られませんが、お土産に「ケンポナシ」を買ってきてくれました。私、園長は大喜び!一気に子どもの頃の気分になりました。

  

 別院をお参りした後は教育文化祭の作品展示会を観に四日市北小学校へ行きました。保育園児の絵や小中学生の自由研究・工作等が展示されており、子どもたちは色々な作品に興味津々でした。自分の絵や兄弟の作品を見つけた子どもはとても嬉しそうにしていました。行き帰りのバスも乗るだけではなく、ひとりずつちゃんとバス賃を払いました。色んな体験が出来、「せんせい、たのしかったー!」と言ってくれると私たち嬉しくなります。

 

 

ケンポナシ=初夏に小型の白いが集散花序になって咲く。に直径数ミリの果実が熟す。同時にその根元の枝が同じくらいの太さにふくらんで、梨のように甘くなり食べられる。二日酔いに効くともいわれる。見かけは枝つき干し葡萄のようなので、英語では”Japanese raisin tree”という。また、樹皮を煎じてのように飲むこともある。

お父さん1日保育士をやってみて③

2011/12/14

 子どもが園でどのように過ごしているかを知りたかったのと、昔保育士になりたいという思いがあり参加させていただきました。

 子どもたちの元気とパワーを感じました。各自が好きな遊びや園での決まり事を通じて色々なことを学んでいるんだなぁと感じました。先生方が子どもの安全と成長に気を配りながら仕事に取り組んでいる姿に感謝と、気が抜けない仕事であると思いました。

 本当にいつも有難うございます。最後に短い時間ではありましたが、一緒に遊んでくれた子どもたちありがとうございました。とても愉しい1日でした。またこのような機会がありましたらよろしくお願い致します。              (うさぎ組保護者 Mさん)

お父さん1日保育士をやってみて 「お父さんコメント」②

2011/12/07

 自分の子どもは、時間のある時に物作りを体験させる事が出来ると思いつつ、実際休みの日になかなか出来ずにいました。今回の「1日保育士」が良いきっかけになり、息子たちだけでなくお友だちにも木に触れてもらい、物をつくる大変さを知ってもらいたいと思いチャレンジしました。最初は子どもたちが釘が打てるか、途中であきらめるんじゃないか、まだ難しいのではと不安がかなりありましたが、みんな楽しく、なかには指を打っても一生懸命最後まで頑張って作ってくれ安心しました。

息子の成長も見れ、参加してとても良い経験が出来ました。帰りにもお迎えのお母さんから、今日私が来るのを子どもは楽しみにしてましたと言われ嬉しく思いました。先生、副園長にサポートしていただき時間内に終了でき有難うございました。お疲れ様でした。

                                 

                                                (青組保護者 Aさん)

お父さん一日保育士(2歳児担当保育士コメント)

2011/12/06

前回のブログで載せた「お父さん1日保育士」の2歳児の様子を詳しくお伝えしたいと思います。

 

うさぎぐみさんは『目指せ、石川遼くん!』をテーマに『パターゴルフ』に初挑戦!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニ石川遼くん、かわいいでしょ?

 

その後、給食の時間になる頃には、「ぼくのとなりに座るの…!」と、お父さんの隣を取り合いに…。

 

「今が一番のモテ期だ…。」とお父さんのつぶやきに、思わず笑ってしまいました。

 

子どもたちは一日でお父さんのことが大好きになったみたいです。

 

普段経験できない遊びやギター演奏が新鮮で、私たち自身もとても勉強になりました。

 

本当にお疲れ様でした。

お父さん1日保育士をやってみて 「お父さんコメント」

2011/12/06

 保育行事に興味があり、少しでも協力できればと思い参加させていただきました。

 

2歳児を担当しましたが、自分の子が2歳の時には考えたことのないくらい、どんな事をしようかなぁと頭をひねりました。

実際にやってみて、子どもたちが楽しんだり、笑ったり興味を持ってくれている姿を見て、参加してよかったと思いました。大変勉強になりました。

 

                   (青組:保護者Kさん)

お父さん1日保育士

2011/12/05

 「お父さん1日保育士」を12月3日(土)に実施しました。在園児のお父さんに 「子どもたちが様々な父親像にふれる」  「父親に子どもと接する楽しさを知ってもらう」  「父親に保育園をしってもらう」 等の目的で初めての試みでした。今回は3人のお父さんが参加してくれました。
 
 
 朝は、子どもと一緒に登園し、3歳以上児の朝のお集まりを見学。その後、希望のクラスに分かれお父さんの得意な遊びで子どもたちと触れ合いました。
 5.6歳児は工作をしました。事前に準備し持参していただいた材料(木材・釘・金槌・ボルト)を使い、3人1組になり椅子づくりをしました。金槌を使うのは初めての子どもがほとんど。最初はぎこちなかったのですが、お父さんに教えてもらい最後のほうは「大工さん顔負け」状態で、立派な椅子が人数分出来上がりました!
   
 3,4歳児は、雨が降っていたので室内でいろんな遊びをしました。その中で大人気だったのが、お父さんが馬になって園児を乗せ歩き回る「お馬さんパカパカ」でした。お父さんは汗びっしょりになってもやめないで、たくさんのこどもたちと遊んでくれました。その後、天気も良くなったので、皆で園庭を散歩しました!
 
2歳児希望のお父さんは、」子どもたちに手作りのゴルフ帽子を用意してくれ「ゴルフのパター遊び」をしました。珍しい道具、初めての遊びに子どもたちも大喜び!その後、お父さんのミニコンサートが始まりました。お父さん得意のギターとハーモニカ演奏で「乾杯」「どんぐりコロコロ」を熱唱。「乾杯」を知っている子どもがいて、一緒に歌っていたのには驚きました。
  
今回の「お父さん1日保育士」は子どもたちにとって、普段の保育にはない特別な遊びになり、「お父さん保育士」もとても楽しかったそうです。参加してくれた3名のお父さん、大変お疲れ様でした!!
 
 

きんぎょがにげた

2011/12/03

 うさぎ組(2歳児)の絵本コーナーにある丸テーブルでは、いつも3~4人の子どもたちが好きな絵本を開いている姿が見られます。1人1冊ずつの時もあれば、1冊の本を複数で見ていることもあります。絵本を通し会話を楽しんでいる様子を見ると、子ども同士の関わりが増えてきていることを日々感じます。

 

 

 そんなある日、本棚横の水槽の前で3人の男の子が 「あっ、きんぎょが逃げた!」 と、泳ぐ金魚の方向に合わせて指をさし楽しそうに会話をしていました。「あっ、また逃げた!」 「こんどはどこ?」 「ここ!!」  このセリフは・・・

 

 そうか、「きんぎょがにげた」の絵本のセリフだと気付き、しばらく3人の様子を見ていると、はじめは仲良くセリフを言い合って楽しんでいました。 ところが水槽の中の金魚は2匹。2人の子どもが1匹ずつ指をさすと、残った一人の子どもが自分の指さす金魚がいないことに気づき、次第に言い争いに・・・

 

「Yくんの金魚なんで!」  「Hくんの!」  「Aくんのこれー!」  「ちがう!!」  などなど、段々と激しくなりました。 そろそろ仲裁に・・・ とタイミングを見計らっていると、Yくんが本棚から「きんぎょがにげた」の絵本を取り、「ここにもおるよー」と言いました。すると、他の子どもたちも「ほんとやー!」と笑顔を見せ、さっきまでの言い争いが無かったかのように水槽の横で絵本を広げ、本物と絵本の金魚を指差し、「いたいた。」  「こんどは逃げないよ。」と、絵本のセリフを言って楽しみはじめました。その姿はとても微笑ましく、子ども同士でトラブルを解決できたことをとてもうれしく思いました。

 

子どもたち同士の言い争いなどの仲裁に入るタイミングは難しく、反省することも多いです。その度に子どもを信じて待つことや、子ども同士の関わりを丁寧に見守ることの大切さを感じています。

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