先日、幼児音体指導の方が来園してくださり、職員数名で和太鼓の一日研修に参加しました。
初めて和太鼓研修に参加する職員もいて、ドキドキしながら研修が始まりました。
まずは、太鼓を使って何をしたいのか?何を目的としているのか?というお話をしていただきました。
太鼓を「教えなきゃ」「できればいい」ではなく、目標に向かって取り組むプロセスで、よく見る、よく聴く、よく考えることの大切さに気付いたり、出来るようになった達成感を味わったりと、子どもたちの力を引き出すことの大切さを学びました。そして、そのためには、私たちが子どもたちと同じ立場で経験してみること…
ということで、いざ実技へ。基礎打ちから始まり、創作太鼓と曲太鼓に挑戦しました。
感想としては、自分の頭の固さに驚いたこと(個人感想)、子どもたちの頭の柔らかさに無限の力が秘められていること、そして、これまで子どもたちと一緒に太鼓に取り組んできた先生たちに改めて尊敬と感謝の念を抱きました。
そして、研修の最後に、こうこう組の子どもたちに太鼓を打つ姿を見てもらいました。いつもとは逆の立場を経験したことで、子どもたちがこれから太鼓に取り組む過程に共感しながら見守っていきたいと強く感じました。
【受講した職員の感想】
・太鼓の取り組みを自分が体験してみて、譜面を見ながら体(手・足)を動かし、まわりの音を聴くというように色々な感覚を自然と働かせていることを実感しました。
・練習で「できた!」と思っても、本番(人が見ている場)では思うように体が動かず「こんなはずじゃなかったのに…」ということも。子どもたちも同じだと思うので、やはり結果よりプロセス!楽しんで取り組めたことや、小さくても出来るようになった所を十分認めていきたいと思いました。