0.1歳児クラスの子どもたちは、給食時にカゴに入っている自分のエプロンをとり座ります。
自分でつけられる子どももいれば、つけることができずに待っている子どももいます。
そんなある日・・・
Hくんはエプロンをつけようと必死!!
でもなかなかできず、隣に座っていたMちゃんに無言で渡します。
エプロンを渡されたMちゃんは、粘着テープをつけたり、はがしたり・・・。
エプロンのつけ方の確認をしていたのでしょうか(笑)
粘着テープをはずし、Hくんに無言で渡します。エプロンを自分でつけようと
する姿を優しい眼差しで見ます。自分のエプロンをつけるのも忘れ、まるで、
大人のように長い目で見守っていてくれたので感心しました。
様子を見て手伝ってあげることに!!Mちゃんは首の後ろに手をまわし、Hくんは
動いてはいけないと感じたのか固まっていました。
友だちを頼りにしたことで、エプロンもつけられ、ニコニコ♪
エプロンをつけてもらえた嬉しさと友だちに頼りにされた嬉しさで、2人は顔を見合わせ
クスッと照れ笑いをしていました。
言葉がなくても通じ合う子どもたちの姿に驚かされました。
日々の生活の中で、さりげない優しさを見ることが増え、心が温まります。
0.1歳児担当保育教諭