セミの声は少し和らぎましたが、園庭のみどりの杜では、子どもたちが虫取り網を持ち、虫探しや虫取りをする姿がまだまだ見られます。
今年は今までになく、子どもたちが園庭でカブトムシやクワガタムシを10匹以上見つけました!
保護者の方からいただいた虫を合わせると、数えられないほどになっています。
2階の ”いきものゾーン” で、子どもたちとゼリーをあげたり、霧ぶきをしたりしてお世話をしています。
先日、子どもたちが「卵があったよ!」と教えてくれました。最近になり、そろそろかな?とケースの底を見て見ると、卵から孵化した幼虫が・・・。
昨年は卵を産ませることができませんでしたが、今年は幼虫を育てて、来年カブトムシになってでてきてくれるといいなと思います。
毎日、虫好きの男の子たちがケースをのぞき、図鑑と見比べながら、「これがミヤマで、これがヒラタ!」と言いながら観察したり、「ゼリーがないよ、あげよう!」とお世話したりと、いつもおおにぎわいです。
飼いはじめてから数匹の虫が死んでいきましたが、そんな時は子どもたちと一緒にお墓に埋めます。(数年前からの虫たちが入った代々のお墓です)
そして、手を合わせ 「なむあみだぶつ なむあみだぶつ。」とお参りしています。
いつもお参りなどで手を合わせているので、自然にできているようです。
” 虫さん、また生まれ変わって遊びにきてね!”
虫を取ることや飼うことを楽しむだけでなく、小さな命を大切にする優しい気持ちが育ってくれるといいなと思います。
主幹保育教諭