「明けましておめでとうございます。」
生まれてこの方、年が変わるごとに六十数回口にしてきた言葉です。若いころはあまり意味など考えず、年が変わると何となく使ってきました。しかし、年齢を多く重ねてくると、どんな意味があり、何のために・・・」と考えてきます。
人は、青春期を過ぎるころから加齢を嫌がるようになってきます。(特に女性) よくお年寄りから「年を取っていいことは何もない」というフレーズを聞きます。私はその言葉を聞くたびに、心の中で「そんなことはない」と反論しています。
年を重ねると若いころに見えなかったこと、見えなかったものが見えるようになります。これは年を取ることの充実感を味わえるとても心地よいものです。今は「新年明けましておめでとうございます」というフレーズを、とても意味のある重たい言葉として発していきたいと思っています。生きている人は皆、今年も一つ歳を重ねました。人としてとても幸せでめでたいことです。
園児の「一人一人」は、昨年いろいろな体験(学習)を重ねながら成長してきました。今年もたくましく成長していくことを願っています。普照保育園職員一同は、今年も「出直し」の気持ちで、一人一人の子どものために努力していきます。
保護者の皆様、地域の皆様 「今年もよろしくお願い致します。」
園長