全国の保育士・保育教諭が保育の質の向上をはかり、専門性の確立をめざして活動をしている 『全国保育士会』 という組織があります。
「子どもの育ちを支え、保護者の子育てを支え、子どもと子育てにやさしい社会をつくる」ことを目的としています。
その全国保育士会が毎年開催している全国保育士会研究大会の第52回大会が、今年度は大分県で2日間にわたり開催されました。
『子どもの命を育み、学ぶ意欲を育てる保育の実現をめざして』というテーマのもと、1日目は、心理学者の植木理恵氏の記念講演など、2日目は9つの分科会に分かれての研究発表、グループワークなどの内容で開催されました。
全国から1,500人以上の参加者があり、分科会では、他県の方々と話し合いや意見交換をすることもできました。
全国に保育に情熱を持って取り組み、日々子どもたちのために励んでいる仲間がいることを、改めて感じながら、一緒に学び合うことができました。
今回は、研修への参加とともに、分科会のスタッフとしてもお手伝いさせていただき、貴重な経験にもなりました。
子どもの育ちと保育をめぐる状況は、日々変化しています。私たちも職員で情報共有し、研修を重ねながら、保育の質の向上をはかっていきたいと思っています。
主幹保育教諭