先日保育参観後、子育てに役立つおはなし会を行いました。今回は、ペアレントメンター(特性を持つお子さんの子育てをしながら、保護者の意見に耳を傾ける)として活動されている芝原さんをお迎えして、『こだわりのある子どもの子育て』という題目で子育てのお話をしていただきました。
はじめに、『糸』の曲をバイオリンで演奏してくださり、心温まる雰囲気でおはなし会がはじまりました。芝原さんは、特性を持つお子さんの子育ての経験などから、「ぐずりだすととまらない」「言うことを聞いてくれない」など、場面に応じた声かけや対応のヒントなどをわかりやすく話してくださいました。また、小学校へ行ってからのこと、周りに支えられてきたことなど、実体験の話は私たちの心に響くものがたくさんありました。特性を持つお子さんを育てている方も、周りの大人や子どもたちもお互い理解し合い、共に成長していけたらと感じられるお話でした。
参加された保護者の方の感想を少し紹介させていただきます。
*実体験の話がたくさん聞け、当てはまる所もあり、どのように声かけをしたらよいかなど、アドバイスをもらえてよかったです。早速家でも実践しようと思いました。
*大人へのアプローチも大切だけれど、様々感じ育つ子どもへのさとりの声かけの大切さ、自分が直面した場面での視野を広げた声かけ、関わり方の大切さなど、周りの理解で、発達に特性のある子どもさんや親の負担が減ることが理解できました。
*大変感銘を受けました。小学校に通っている子供たちには、特性のある子については、その子の個性だよと常日頃伝えています。子供たちにどれくらい伝わっているかはわからないが、特性のある子と共存して成長していけたらと感じました。
今回お話をしていただいた芝原さん、参加された保護者の方、忙しい中ありがとうございました。
主幹保育教諭