地震の設定で避難訓練がありました。
「揺れてる!地震だよ、N先生のところに集まって!」普段聞くことのない職員の大きな声に、子どもたちも何かを感じたようで、職員の所に集まってきました。人数を数えたり、子どもたちにクッションや毛布をかけたり、安全を確保しながら揺れが落ち着くのを待ちます。落ち着いたら、防災頭巾をかぶり、避難経路確保、避難グッズもったよなどなど、職員の大きな声は続きます。子どももいつもとは違う空気感。
揺れがおさまり・・・終了・・・。
・・・「もう揺れないね~みんな大丈夫?」の声に子どもたちも安堵した様子。
「怖かったな~」「びっくりしたね~」と。
気を取り直して、園庭へいくことにしました。靴を履いたお友だちが、隣の部屋を覗いて
「先生、お姉ちゃん地震してる。」
「おねえちゃん怖かった?」と心配そうに話していました。
子ども達の命をまもるため、大人一人ひとりが意識を持って、質の向上に努力しなければと感じさせてくれた後ろ姿でした。
2歳児担当保育教諭