8月12日にさんさん・かがやき・こうこう組(3歳以上児)の子どもたちが
本堂でのお参りの後に ”平和の取り組み” をしました。
進行はこうこう組(5歳児)の子どもたち。
平和の取り組みでは、『へいわってすてきだね。』の絵本の読み聞かせをした後、
理事長先生が聞いたことや経験したことを含め、資料をみながら子どもたちにお話をしてくださいました。
「へいわ」の反対は「せんそう」であること。「へいわは〇」「せんそうは✕」
「どうすればみんなが幸せに過ごしていけるのだろう・・・」と、理事長先生の話を聞きながらみんなで考えていきました。
お集まりでは、「戦争は国と国とのケンカだけど、みんなはこども園でどんなことに気をつけていく?」と問いかけると
「お友だちと仲よくあそぶ!」「仲間外しをしない!」「ケンカをしない・・・」と、いろいろな声が聞かれました。
お盆期間中の15日は終戦記念日でもあり、各家々にサイレンの音が鳴り響いたと思います。
休み明け、子どもたちも「サイレンなっていたね・・・」「戦争テレビでみたよ。」と、会話も聞こえてきました。
この地域には、戦争の爪痕がたくさん残っています。
平和の取り組みを通して、自分たちの住んでいるこの場所でとても怖くて悲しい出来事が起こったこと・・・
毎日のあたりまえの日常がとても幸せなこと。
毎日の子ども同士のかかわりの中で、自分がされて嬉しいこと、悲しいこと・・・
毎日の「幸せってどんなこと?」と考えていきながら
これからも子どもたちが幸せいっぱいに 笑顔で過ごしていけますように・・・。
3歳以上児担当保育教諭