朝の時間、寒い時期登園してきた子どもたちは自分でコートを掛けに下足コーナーへやってきます。
ある日のこと、こうこう組(5歳児)のTちゃんがコートを掛けに行くため廊下を歩いていると、事務室前できらめき組(2歳児)のHちゃんが少し困った様子で立っていました。
それに気づいたTちゃんはすぐにHちゃんに声をかけ、ドアの前で事務室への入り方を伝えたり、「誰に渡すん?」と優しく後ろから見守っていました。
自分の用事(コートを掛ける)を後回しにして、小さなおともだちを思いやる様子に心温まりました。
日頃から、子ども同士のかかわりの中で自然と生まれる思いやりの気持ちを目にしていると、大人は子どもたちからたくさんの事を学ばせていただいているな~と感じます。
そして、こんなふうに成長してい く子どもたちは、きっと素敵な大人になるんだろうな~と想像できる一時でした。
副園長