園のこだわり

園長研修録①

2012/09/07

 8月27、28日に東京で行われた「ギビングツリー(以下GT)サミット2012」に参加しました。この会は、「世界標準の保育をめざして」を目標に全国のGT加盟の保育園理事長、園長が参加し、保育現場での実践を通しての様々な問題、また子どもたちの育ちに、より良い環境づくり等を話し合う研修です。今回は約60名が参加し、研修が行われました。

 

 

 今回のメインはGT代表の藤森平司先生と保育士養成学校篠原学園の久保先生の対談でした。対談の中で私の心に残った内容は、東京都は3年に1回、第三者評価を受けることが義務付けられているとのこと、やはり他者から園・保育を見てもらうことの大切さを再確認し、「園の建物は第二の教師」と言われるほど園の理念に沿った物的環境整備の必要性、これからの保育士のあるべき姿は「子どもが好き、また大人も好き」であること、いわゆる保護者とのコミュニケーションの大切さ、今の学生はマニュアルを欲しがるが「見守る保育」にはマニュアルはない。 「自主的で主体的な生活にはマニュアルはない」のだが、マニュアルがないと何もできない学生が多い。子どもたちは「自分の世界をめいっぱいつくっている」。しかし、今の若い層の人たちは、その世界が創れないのでは・・・。「自分の世界」を創れない人は「他人の世界」も認められない。そこから「いじめ社会」が起こっているのではないか等、興味深い話ばかりでした。

園長

 

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