今回は園の玄関に設置している貸出し本の中で、おすすめの1冊を紹介します。
【きみを強くする 50のことば】 著 工藤勇一先生
与えられることに慣れない
だれかにやってもらったり、用意してもらったりばかりだと、
自分で考えたり、決めたりできなくなる。そしてうまくいかないこと
があると人のせいにしてしまう自分になってしまうよ。
自分で考え、自分で決めて、自分から動く
大人になったら、まわりから「○○しなさい」と言われることはなくなる。
今から自分で考え、自分で決めて、自分から行動するくせをつけていこう。
「当たり前」を疑ってみる
「みんながやっているから」「前からそうだったから」って、それが正しいこと、ベストなこと
とは限らない。当たり前を疑うことで、見えてくることがあるよ。
大人の言うことにこだわりすぎない
大人にもいろんな考えの人がいるし、大人だからといって、いつも正しいとは限らない。
親や先生の言うことにこだわりすぎず、自分で判断しよう。
意見のちがいは当たり前
自分とまったく同じ人はいない。世の中にはいろんな人がいる。
意見のちがいが起こるのはあたりまえだよ。意見がちがうことに臆病にならないで。
相手の感じ方を想像しながら話す
言葉は伝わることではじめて、意味を持つ。きみがどう思っていても、
受け止め方は相手しだい。何気ないひと言も、聞き手がどう感じるかを
想像しながら話してみよう。
のんびりと過ごす時間も大切にする
本を読んだり、音楽を聞いたり、テレビを観たり、ゲームをしたり、たまには目的もなく、ボーっと思いにふけったり。のんびり過ごす時間は、子どもの特権だよ。
何度でも読み返したくなる言葉がいっぱいの本です!是非!