うさぎ組(2歳児)の子どもたちは、登園してから自分の荷物を整えると、おやつの時間です。
おやつの準備も子どもたちでしています。テーブルから椅子をおろしてテーブルクロスを敷き、布巾でテーブルを綺麗に
拭いてくれます。他にも口拭き用のタオルをたたんでくれたり、鏡を設置してくれたりと自主性がどんどん身に付いています。
ある朝、おやつは「みかん」でした。いつもは、おやつを食べながら話が弾み、楽しそうにしている子どもたちですが、
この日は様子が違いました。ある男の子が、みかんの「白い筋」を剥いているのを周りのお友だちが気づきました。
「そのまま食べていいんだよ。」と伝えたのですが、周りのお友だちも真似をして一斉に剥き始めました。
真剣な表情で皮を剥くことに集中し、しばらくの間会話もなく「シーン・・・」
その姿がとても可愛らしすぎて、私たちも笑いをこらえるのが大変でしたが、癒されました。
2歳児は単独保育です。4月の頃の様子と比べると、子どもたちは集団の中で、色々なものが育っていることを感じることが出来ました。
副園長