普照こども園の周囲にはたくさんの田んぼがあり、用水路には水が流れ、たくさんの生き物が生息しています。
ですが、稲刈りの時期になると用水路の水は止められ、逃げ遅れた生き物たちは、水が乾き死を待つのみです。
この時期には、網を持った子どもたちが逃げ遅れた魚を獲っている光景をよく目にします。私もその一人です。
私はこの時期がとても嫌いです。少しでも助けたくて、園横の用水路で弱った魚たちを子どもたちと助け、使わなくなった小さなプールに入れて園でしばらく飼うことにしました。弱って死んでしまった魚もいましたが、元気に泳いで子どもたちを喜ばせてくれています。何の魚か気になり、図鑑で調べてきた子もいました。
お米を食べることが出来るのも、沢山のいのちの犠牲があることを忘れてはいけませんね。 副園長