荷台付きの三輪車に大きな何かを乗せようとするお友だちを発見!よく見ると、遠足ごっこで使ったライオンです!
今日は、ライオンと「おかいのもいくの!」と・・・。
ライオンを、荷台に乗せ出発しようとした時に、靴を脱いでいたことにきずき、泣きながら靴を履きにいきました。
見張りは・・・保育教諭
ここまで頑張って運転してきましたが、緑の杜の凸凹で進まなくなり・・・おりて押すことにしました!
しかし、あきらめ・・・ライオンを下ろし・・・自分が乗ることに 。
「助けに来てくれた」と笑顔になったのも一瞬・・・「どいて!」
「どいてっていってるでしょ!どうしてどかないの!」と言われ・・・
「だめだよ、わたしのだよ!」などと、言い合いをしたあげく・・・。
一方、乗っ取りに成功した子は、待ってましたとばかりに、ライオンとどこかへ!
秋晴れの下のかわいいハプニングでした。
泣いて思いを訴えていたうさぎ組(2歳児)の子どもたちも、言葉で思いを伝え合い、折り合いまでつけられるようになってきました。私たち、大人が助けたり、手伝うことはとてもかんたんです。子どもたちもその時は、嬉しいかもしれません。しかし、その繰り返しが子どもの考えようとする力、生きる力を削っていっているのかもしれません。
私たち大人は、子どものかわりに何かをしてあげることや、困難から遠ざけることではありません。また、直接大人が手を出すのではなく、子どもに色々な体験をさせながら、子ども同士の関わりの中で、自ら解決する力が発揮されるのを待ち、一歩下がって子どもを守ることが大切だと思います。
2歳児担当保育教諭