大きいクラスでは、3・4・5歳児の子どもたちが、毎日一緒に生活する異年齢児保育を行なっています。 そのため、自然と普段の生活の中で、大きい子が小さい子のお世話をするという光景が見られます。 そんな中で、子どもたちは人のために何かすることの喜びを感じ、自分たちができることがたくさんあることに気づき、お手伝いを進んでしてくれるように!!忙しい時、保育教諭は子どもたちに助けを求めます。
この日も、他に用事ができた保育教諭は、子どもたちに「誰か掃除機、お願〜い!!」と声をかけると、どこからともなく子どもたちが現れ、バトンタッチ!!慣れた手つきで掃除機をかける子ども、かけやすいように手助けし、かけ終わった所にマットを敷く子どもと、自然とお手伝いの輪が広がります。(というのも、掃除機が終わらないと、遊び道具が出せないからということがあるのも事実…(笑))「◯◯ちゃん、お母さんみたいやなぁ」と、お友だちも一目置いています。
自然と、子ども同士で助け合い、取り組む姿は微笑ましく思います。
その他にも、保育教諭が「一日の様子」を書いた用紙に色をつけて仕上げをしてくれたり、布団を袋に入れたりと、自分自身のこと、人のためにしてあげること、お手伝いと子どもたちがいることで助かることがいっぱい!!
確かに、子どもたちがすると時間はかかってしまい、完璧ではないかもしれません。
でも、視点を変えて、その間に何か他の用事ができる…と考えたら。
子どもたちの力を信じ、頼んでみるとこんなこともできたのかと、気づくことがあるかもしれません。