こども園などではよく見る風景。子どもたちの季節の製作。
冬も本番になり、寒くなってきたので“雪だるま”を作ろうということになりました。普照こども園では、あまり一斉に製作をすることはありません。製作ゾーンに季節の製作の材料がそろうと、子どもたちが作りたいと思った時に、製作ゾーンに集まります。つまり、作りたくなくて作らなかったら自分の物はないので自己責任!!でも、自然と友だちがしているのを見ると、「あっ、作らなきゃ!!」と思うもので…
ある日の午後、青組(5歳児)の子どもたち数名を集めて“雪だるま製作”を開始しました。5歳児ともなれば、飲み込みも早く、あっという間に完成!!そして、他の子どもたちの製作はというと…最初に保育教諭と一緒に作っていた子どもたちが、「私、作り方知ってるよ。」と自然と教えに来てくれます。作っていない人がいると、「作らないとないよ〜。」と言って誘いに行ってくれます。そして、製作の中でも、様々な工程があるので、自然と自分の得意なところを教えるという分担が出来ています。そのため、保育教諭の出る幕など、全くありません!!私たちの仕事と行ったら、出来たものを飾るだけ…。 子どもたち大活躍!!
こんな日常の中で、子ども同士の関わりが増し、自分より小さいお友達に優しく接することが身についているようです。時には、「ここはこうやって!!」としっかりと指導する姿も。やんちゃな子どもたちも、意外とお兄さんお姉さんのお話は聞くもので…
こんなやり取りを繰り返しながら、異年齢での関わりを深めています。子ども先生の活躍に大助かり( ◠‿◠ )
3歳以上児担当保育教諭