先日、うさぎぐみ(2歳児)・3歳以上児の子どもたちで、お参りに参加しました。
この日は8月9日。
長崎に原爆が落とされた日でもあるため、平和学習の取り組みもかねてお参りを行いました。
進行は青組の子どもたち。
園長先生のお話では、戦争は国と国とのケンカ・・・
自分たちの勝手なルールで戦争が起こり、たくさんの人が戦いたくさんの人が亡くなったこと。
宇佐航空隊があったため、自分たちが住んでいるこの場所でも被害が大きかったこと。
普照こども園の塀や本堂にもたくさん爆弾が落とされたこと等、園長先生の体験も話してくださり
最後は、「平和な世界がつづくように願ってください。」とお話してくれました。
「平和の取り組み学習」では、昨年に続き、紙芝居の読み聞かせや資料を見ながら
「平和ってどういうことだろう・・・」「戦争がなくなるためにはどうしたらいいんだろう・・・」と
みんなで考えました。「お友だちの嫌なことはしない」「お友だちとケンカをしても仲直りをする!」
「譲り合う」など、子どもたちからたくさんの声が聞かれました。
この地域には、戦争の爪痕がたくさん残っています。
この平和学習の取り組みを通して、自分たちの住んでいるこの場所で
怖くて悲しい出来事が起こったこと・・・
「平和ってなんだろう・・・」と、子どもたちみんなで平和について考えることができ、また、
子どもたちから聞かれた「みんなと楽しく遊ぶ!」「優しい・・・」「笑顔」当たり前のことが幸せなんだなあ」と
私たち保育教諭も改めて考えることが出来ました。
3歳以上児担当保育教諭