毎年恒例の“なかよし発表会”。今年は、インフルエンザなどの感染症の流行もなく、12月22日(土)に、無事に開催することができました。
今年度のテーマは“あいさつ”ということで、それぞれのストーリーの中に、盛り込まれていました。2歳児は絵本「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」のストーリーを元に、普段の園生活でどのようなことをしているのか、子どもたちの発達は今どこにあるのか、ということをわかってもらえるようにアレンジして一つのお話に!!
本当に普段の遊びの中でしていることなので、子どもたちも無理なく楽しそうに取り組んでいました。「せんせ〜い、はっぴょうかいごっこしよー!」「がっきあそびしよー!」とリクエストが飛び交います。役割りも「今日は◯◯する!」と、その日の子どもたちの気分で、好きなものを。人気が集中すると、何となく譲ってあげて折り合いをつけたり、何となく曖昧なジャンケンをしてみたり(笑)と、子どもたちなりに工夫して決めていました。そんな取り組みなので、本番のステージ上でも、いつもと変わらない様子の子どもが多く、どんな姿勢で取り組むのかということの大切さを私たちも改めて感じました。
いつもの登園、お集まり、活動に給食、異年齢児との交流と、普段の姿にちょっぴり色をつけての発表。体を使って言葉を使ってと、いろいろな表現で頑張りました。何よりも楽しんで取り組むのが一番。ドキドキした顔、笑顔、リラックスしすぎて座り込む姿と、うさぎ組(2歳児)らしい発表になったかなと思います。
去年からの1年間で、どのように成長したか感じてもらえたのではないかと思います。初めての発表会という方もいたと思いますが、それもまたステージ上の子どもの姿を見て、家庭にいた時からの成長を感じていただけたことと思います。朝の受け入れ時に、お家の方と離れたくないと泣いてしまった子もいて、お家の方は、「ちゃんと出来るのだろうか?」と心配されていたと思いますが、気持ちを切り替えステージに上がっていたことに、私たちも成長を感じました。様々な感じ方があったと思いますが、子どもたちは大勢の人の前に立ち、発表をしたことで自信がつき満足したようです。今でも、お部屋で発表会で流れた歌や踊りが流れ、ノリノリの子どもたちです。
2歳児担当保育教諭