以上児保育室のブロックゾーンでは、
マグフォーマーや、ニューブロック、カプラ
動物や恐竜のフィギュアなど、様々な玩具を
組み合わせて作品を作って遊んでいます。
子どもたちは作ったら壊して、また作ってを繰り返して
形を覚えたり、面の作品から立体の作品へと進化したり、
物の原理を学んだりしています。
今回は、お友だちと一緒に作品作りを楽しむ
子どもたちの会話に密着🔍してみようと思います。
自分の思いを言葉で表現する力がついてくると、
あそびの中でも言葉のやり取りを楽しむようになってきます。
例えば、自分が作ったものを「みてみてくるま!」「ここがドアで人が乗れるんだよ!」と
周りのお友だちに作品を見せあう姿の中に、
頭の中のイメージを形で表現する力や、お友だちにイメージを共有するための、言葉で伝える力が育っています。
次は、お友だちと一緒にマグフォーマーを組み合わせ何かを作っている子どもたち。
会話に耳を傾けてみると、「ここ玄関にしよう?」
「ここは恐竜が寝る場所だよ」と自分の中のイメージを共有しながら、玄関を作る人、恐竜のためのお部屋を作る人、屋根を作る人…
子どもたちなりに役割分担をして、数人で1つの目的をもって協力して遊ぶ姿もみられ、
ああしようこうしようと、自分の意見を伝えたり、相手の思いを聞いたりしながら、自分の気持ちに折り合いをつけることが上手になってきています。
時に、お友だちが持っているおもちゃで遊びたくなったり、どうしても欲しい部品がある時、ついおもちゃを取ってトラブルになったり、お友だちが飾っている作品を壊してしまうことだってあります。
そんな時、保育教諭が声をかけるより先に、「壊しちゃだめだよ、◯◯ちゃんが飾っているんだよ」とお友だちが声をかけて教えてあげていることや、「貸してって言うんだよ」とトラブルの間に入ってくれることもあります。
ブロックゾーンでは異年齢同士のかかわりの中で、相手の気持ちを考えてみたり、こんなときどうしたらいいのか自分が知っていることを教えてあげたり、子ども同士で沢山の刺激を受けて、心も成長する場となっています。
これからもそんな子どもたちの成長を見守っていきたいとおもいます♡
3歳以上児担当教諭