食事をしてから部屋に戻り、少し横になって体休めをしました。疲れ切って即寝た子もいれば、興奮してはしゃいでいる元気な子もいました。おやつの後、念願のアスレチックへ!15時前で一番暑い時間でも、海風の涼しさを感じることができ、子どもたちはアスレチックに夢中になって遊んでいました。今回は海に入って水遊びもしました。
夕食の後は、お風呂!今年は男女別の入浴でした。汗びっしょりの身体を洗いサッパリした後は、楽しみにしていた花火!さらには、ブラックシアターまで。楽しいことだらけの1日は、あっという間に終わってしまいました。
2日目も、6時過ぎに起きて部屋の掃除やラジオ体操をしました。朝食後、バスのお迎えが来るまで難易度の高い方のアスレチックにチャレンジ。子どもたちの意欲に感心しました。
今までのお泊り保育と比べると、今回はキャンプのような感じで子どもたちは疲れ切ったと思います。楽しいことだけではなく、危険な場所へ怖がりながらも向かっていく勇気や難易度の高いアスレチックでのびのび遊ぶ意欲、集団生活の中でルールを守らないと周囲に迷惑をかけるという責任感、身支度等は自分でやらないといけない自立心、使った施設を綺麗にしようとする感謝の心、子ども同士のやりとりで生まれる葛藤等、今回の経験で多くのことを学びたくましくなったように感じます。
大人主体の保育ではもう駄目な時代です。園外へ出たことで、私たちもどの子が自立できているか否かがよーく分かりました。なんでも素早くできる子もいれば、みんなについていくのに精いっぱいな子もいました。ですが、それでいいと思います。一斉に同じことができることが良いことでは決してありません。昨年も来た年長児の成長がはっきり分かり、主体性が身に付いてることを実感しました。
園外でしかできないこと、子どもにとってはハードルが高くともクリアしていけるように見守り適切な援助をすることの大切さを改めて感じました。同時に見守る保育を勉強している職員にも感謝したいと思いました。
副園長