子どもたちに大人気のストライダー。普照こども園は毎年1回ストライダーの講師を招き、乗り方や交通安全の講習を受けています。
数年前から行っている園庭環境の見直しも含め、ただストライダーを乗るだけでは、必ず子どもたちは飽きてしまうので、講師と相談しながら9月の運動会後に魅力があり、かつ交通ルールも学べるストライダーコースにリニューアルしました。そのコースで遊ぶ子どもたちの様子がFacebook「Every Buddy Strider」で紹介されました。ぜひご覧ください。
子どもの成長に合わせた様々な遊びを通して、ひとりひとりの個性を伸ばす教育のことを幼児教育といいます。「遊びながら」というのがポイントで、楽しみながら無理強いさせないというのが早期教育とは異なる部分です。机や先生に向かわせて「やらせる」のではなく、自分から進んで学習する意欲を育てます。得意なことを増やすためには、様々な刺激を遊びの中に盛り込み、しっかりほめてあげることが大切です。その環境構成こそ、大人の重要な役割です。
早期教育とは、未就学児に対して英語や算数、音楽などの教育を行うことをさしますが、その教育を本当は子どもが望んでいなかった場合は自信や意欲をなくしてしまいます。否定はしませんが、早期教育は子どもが楽しんで続けなければ意味がありません。習いごとに時間をとられ、お友だちと遊びたいのに遊べないといった、必要のない我慢を無理強いしてしまうと、心身の発達に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。
小学校にあがり決められたルールの中で集団行動をするようになると、幼児教育で培ったことがいきてくると思います。自分で楽しみや刺激を探すようになり意欲的に学習すると、自然と能力も高くなっていくでしょう。学びが楽しかった思い出になれば、大人になってからも本人を支える柱となると信じています。私たちは、「遊び」を通して学べる環境づくりをたくさん考えています。
副園長