手が汚れることや、泥や砂に触れるのを拒む子どもが多かったように思います。それは経験が少ないことで、汚いものと感じていたり、感触自体が嫌だったりするのかもしれないと思いました。そこで、昨年から赤土や小石の混じった土など、普段あまり触れることのない土で”チョコレートソース”を作ることに!!その楽しさが広がり季節関係なしに楽しむ姿が増えてきました。
「泥んこあそび」は、開放的になり自分を表現しやすくなります。泥、水、砂は、容易に変形したり、元に戻せるといった意味でも魅力的な遊びです。子どものイメージに合わせて遊ぶことができます。また、崩したり、作ったりを繰り返すことで、想像力、集中力、忍耐力等が育つとも言えますさらに集中して遊び込むことで、五感を刺激し、感性を育てる事にもつながるので、戸外あそびの環境構成を工夫しています。
あそびの中は、ハプニングだらけ!!あそびの場を共有することで、それぞれのイメージをめぐってトラブルが発生し葛藤することも・・・。
あそびの中で沢山の学びをしています。育ちあうって教えることができません。大人が手を出さず、距離感を保って見守ることで生きる力が自然と身についていくのかもしれませんね。
2歳児担当保育教諭