冷たい風が吹き、園庭の木々の葉も、緑から黄色や赤色に変わり、秋の訪れを感じさせてくれます。
子どもたちは、そんな園庭の変化で、秋の事象を感じ、発見を楽しみ、この時季ならではの遊びを楽しんでいます。色づき始めた葉っぱが、園庭に赤いじゅうたんを敷いたようになり、子どもたちも葉っぱ集めを楽しんでいたある日。園庭にシートを広げ、紙やテープを持ってきて、即興の製作ゾーンを設置しました。すると、「何しよんのぉ?」と少しずつ子どもたちが集まり始めました。小さなクラスのお友だちも興味津々!!葉っぱを持ってきて、「〇〇(動物)作って!」と次から次へとリクエストが。葉っぱが自分の好きな動物に変身するのを見て楽しんでいました。
そこへやってきたのが、桃組(3歳児)のお友だち。リクエストするのは、りす・うさぎ組(1、2歳児)の子どもたち。それを聞いて、必要な葉っぱを集めてきてくれる桃組(3歳児)と、自然と分担が!
異年齢児保育をしていると、自然と小さなお友だちへの思いやりの心が芽生えてくるようで、保育教諭が何も伝えなくても積極的に動いてくれます。子ども同士だからこそ育つ、大切なものの一つですね。
2歳児担当保育教諭