月に一度のおべんとうの日、子どもたちは嬉しくってたまりません。
登園後、持ってきた弁当を食缶の入れると、その場から離れずまるで井戸端会議!
議題は①誰がつくったか? ②おかずはなにか? ③何のおかずが好きか?④どんな弁当箱か?
可愛くて、思わず写真を撮ってしまいました。好きなことは、どうにかして伝えたい、そんな思いが溢れていました。
2歳児担当保育教諭
2024/12/11
2024/12/04
積み木を積んで「できた!」と喜びや達成感を感じたり、倒れて崩れてしまっても「キャー!」と崩れる楽しさを感じたりしている子どもたちですが、積む・崩す楽しさだけでなく、積み木やブロックをいろいろなモノへ変身させながら、楽しく遊んでいます。
お皿やフライパンにのせて、食材に見立てたり、耳に当てて電話をしてみたり、
ときには、カメラに変身して「カシャカシャ」と言いながら、写真撮影を楽しむ姿が見られます。
こうして別のものに見立てて想像しながら遊ぶことで、想像力や発想力などが育ちます。
お皿にのった積み木を「ケーキ!」「ハンバーグ!」と言葉を発しながら、ウエイトレスさんのように運びお友だちや保育者に持ってきてくれる様子も・・・。
こうした遊びを繰り返していくうちに、言語の発達にもつながり、コミュニケーション能力なども育っています♬
0,1歳児担当保育教諭
2024/11/27
一斉に何かをする時代から、多様性を重視する流れに変わってきました。(かなり遅いですが)
今まであった仕事も半数以上なくなるとも言われています。ということは、新しい仕事が生まれます。
先日、フリースクール夢の星さんに声をかけていただき、今年もロケットを作りに行きました。
最初に、植松努さんの「失敗しても大丈夫」 「好きなことは人生のパワーになる」 「好きなことはがんばれる」 といったお話を聴いたあと、福岡大学工学部松隈洋介教授とひとりづつロケットを作りました。
ロケットは説明書はあるものの、作り方は教えてもらえません。得意な子はどんどん勧めていき完成したら、わからない子に教える。
分からない子は、自分でどうしたらよいか考える。
考えた結果、大人に聞きに行く子もいました。聞いてきたら教えます。それが応答性です。
協働作業で試行錯誤しながら、世界に一つしかないロケットが完成しました。
そして作るだけでなく、実際に飛ばすこともでき子どもたちの目は輝いていました。
「無理なものはない」「好きなことはがんばれる」 子どもも大人も同じ思いでいたいですね。 園長
2024/11/20
11月2日(土)、第16回宇佐市幼児音楽祭がウサノピア大ホールにて開催されました。
「子どもたちに夢や希望を与え、参加した方々に活力や感動を与えよう」という思いから本音楽祭始まり16年目を迎えました。
宇佐市内28園ある中、参加園も回を重ねるごとに減り・・・、現在は10園になりました。
この音楽祭において大事にしているのは「優劣を競うコンクールではないこと」です。
それでも、以前は人前に立つということに重点を置いていた傾向が強く、必死に練習したこともありました。
演奏も上手で、確かに揃って綺麗でしたが、そこに「子どもの気持ちは??」は、最優先ではなかったように思います。
近年は、「楽しい」を最優先に考え、太鼓の指導も変えています。普照こども園では、一斉に何かをやることはありません。
太鼓の演奏においても、その考えを取り入れ、まずは「やりたい」と思う子どもから始めています。そこからの流れは説明しませんが、
本番には皆が太鼓をたたいているという状態に持っていきます。
無理やり練習し、本番後子どもたちから「やっと終わった」「もうやりたくない」という言葉が出るのか、
「楽しかったなー」「またやりたいなー」という言葉が出るのと、どちらが大事と思いますか?
時代の変化とともに、やり方も変えていく。それが普照の考えです
園長
2024/11/13
2024/11/06
子どもたちは毎日の生活の中で「なんで?」「どうして?」と興味関心から広がる不思議や疑問が湧いています。その答えのないことに問いを立て自分なりの考えを持つ力というのは、実はこれから子どもたちが生きるうえでとても大切な力となります。
一方で、大人はどうでしょうか?
決まった答えを知っていたり、そう思い込んでいたりしがちです。それを時に、子どもたちに押し付けてはいないか?
子どもがそもそも持った能力を潰さず、いかに伸ばせる環境をつくっていくか、時代の変化とともに試行錯誤を続けていく必要があります。
コミュニケーション力とは、物事がもめた時に何とかできる力
コミュニケーション力と聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか?
日本では、誰とでも友達になれるとか、簡単に人間関係を築ける人のことをコミュニ
ケーションがうまいと思いがちです。多様性があると、もめるのは当たり前のことで、
子どもたちが本格的に「社会」の人たちと会話するようになった時のためには、もめ
た時に何とかできる力をつけるよう、今のうちから多様な人とのかかわりの中でたく
さんの対話の経験をしていくことが必要です。
2024/10/30
『子どもとの距離感』の難しさ・・・この課題、どう解決していけばいいのか、子育て中の親ならば考えて
いる方も多いのではないでしょうか。
藤森平司先生 著 「少子社会の中での保育 21世紀型保育のススメ」にはこう書かれています。
子どもが多かった時代は、親は子どもに手がかけられないだけではなく、一人ひとりの子どもに目が届きませんでした。それが少子化で様変わりしてきました。
家庭では、親の目が届きます。目が届くと、子どものやることが気になります。危ないことをやろうとすると、事前にそれをやめさせます。間違ったことをやろうとすると、失敗する前に止めてしまいます。子どもが何か欲しいとき、それを口に出して言う前に気が付いて与えてしまいます。親が子どもが望んでいることを感じてあげることは大切ですが、子どもが望まないことまで先に言ってしまったり、手を出してしまうようになります。そして、子どもの世界に干渉し始めます。
また、子どものほうでも、親から見られていることを感じています。親が期待していることを感じてしまいます。そのような期待に沿うような子になろうと必死です。
結局のところ【大人が自分自身をコントロールできているか】【子どもを丸ごと信じているか】にいきつきます。そして子どもはそれを敏感に感じ取ります。
子どもには子どもの人格があり、親とは別人格なのです。子どもは生まれながらに主体性をもっているのです。子どもたちにたくさんの失敗体験をさせてあげてください!そして、長~い目で見守ることが、子どもの意欲や自己肯定感を高めることにつながります。
2024/10/23
登園時からワクワク、ソワソワの子どもたち。
それもそのはず、今日は待ちに待ったお弁当の日♡
嬉しそうにお弁当の入った袋を「せんせ~、これ、わたしの!」と差し出しながら思わず笑みがこぼれます (*^^)v
今日は気分を変えて江島公園に行って遊ぶことにしました。
園庭とは違うブランコや滑り台の遊具を目の前にして「やった~」とばかりに走り出し…
ボールを追いかけて走り回ったりと、いつも以上に体を動かして遊ぶ元気いっぱいのきらめきぐみの子どもたち!
歩いて帰る途中も「おべんと~♪おべんと~♪」と口ずさむ子どもたちは足取りも軽やか 笑
室内に戻りお弁当を配ると、お弁当包みを上手にほどく様子にビックリ。
手先が器用になり、成長を感じたひとときでした。
「いただきま~す」の挨拶の後は笑顔があふれ、幸せいっぱいの時間でした。
お弁当作り、ありがとうございました!
2歳児担当保育教諭
2024/10/16
2024/10/09
今回は園の玄関に設置している貸出し本の中で、おすすめの1冊を紹介します。
【きみを強くする 50のことば】 著 工藤勇一先生
与えられることに慣れない
だれかにやってもらったり、用意してもらったりばかりだと、
自分で考えたり、決めたりできなくなる。そしてうまくいかないこと
があると人のせいにしてしまう自分になってしまうよ。
自分で考え、自分で決めて、自分から動く
大人になったら、まわりから「○○しなさい」と言われることはなくなる。
今から自分で考え、自分で決めて、自分から行動するくせをつけていこう。
「当たり前」を疑ってみる
「みんながやっているから」「前からそうだったから」って、それが正しいこと、ベストなこと
とは限らない。当たり前を疑うことで、見えてくることがあるよ。
大人の言うことにこだわりすぎない
大人にもいろんな考えの人がいるし、大人だからといって、いつも正しいとは限らない。
親や先生の言うことにこだわりすぎず、自分で判断しよう。
意見のちがいは当たり前
自分とまったく同じ人はいない。世の中にはいろんな人がいる。
意見のちがいが起こるのはあたりまえだよ。意見がちがうことに臆病にならないで。
相手の感じ方を想像しながら話す
言葉は伝わることではじめて、意味を持つ。きみがどう思っていても、
受け止め方は相手しだい。何気ないひと言も、聞き手がどう感じるかを
想像しながら話してみよう。
のんびりと過ごす時間も大切にする
本を読んだり、音楽を聞いたり、テレビを観たり、ゲームをしたり、たまには目的もなく、ボーっと思いにふけったり。のんびり過ごす時間は、子どもの特権だよ。
何度でも読み返したくなる言葉がいっぱいの本です!是非!